投稿日:2016年3月26日

泉野菅原神社の寒桜

3月下旬に霜が降りた快晴の朝は、冬の終わりを告げるものなのだろうか…

おっとこ前的には「そろそろタイヤ交換だな」と感じる時期なのだが、仕事も忙しくなり、ブログネタにも困り果てていた。

そんな折、住処近くの早咲きの桜がちょっぴり心を慰めてくれた…のか?

冬と春の境目に立ち会えたような気分にしてくれた。


七十二候「桜始開さくらはじめてひらく」…


3月26日から30日頃は春分の次候にあたり、花冷えの時期とはいえ太陽が真東から出で、桜の花が咲きはじめる季節と云われる。


その絶好のタイミングで色づいてくれた、金沢市野町にある泉野菅原神社の早咲きの寒桜。

泉野菅原神社の寒桜と拝殿(金沢市野町)

六斗の広見に面し、存分に朝日を受け止めてきた早咲きの桜は3月初旬から少しづつ開花の準備を進め、今ではすっかり見ごろになっている。

椿寒桜つばきかんざくらとも言われているらしいが、雄しべが椿のように長くないので寒桜であろうと勝手に思っているが、ご存知の方は教えてほしいカナ…。

泉野菅原神社の寒桜(金沢市野町)

かなざわ・まち博 2016

平成28年(2016年)3月25日(土)~4月17日(日)

春のまち博・さくらマップ(pdf)の野町付近でひっそりマークされている泉野菅原神社の桜は早咲きの寒桜だけでなく遅咲きの八重桜(菊桜っぽい?)もありますので春の時期は十分楽しめますし、金沢市の保存樹に指定されている五葉松や、同じ境内にある玉泉寺付近のケヤキやイチョウもあり、初夏や深秋まで楽しませてくれます。


そんな泉野菅原神社の主祭神は菅原道真公と織田信長公。

加賀前田家と縁深く、惣構そうがまえで守られた城下町金沢の一角を担う寺町台地にあって、街道から外敵の侵入を防ぐための寺院群が列挙し、武士の町である所以を肌で感じることができる場所のひとつだ。

次回は、当時の金沢を闊歩し、駆け抜けた武士たちを紹介できればと思います。

ちょっとはやる気になったか? by おっとこまえ

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