投稿日:2016年6月20日

長久寺「お寺でお話」

6月も中旬過ぎ、梅雨の気配を感じさせないくらいの晴天が続き、梅雨本番を迎えるがごとくに紫陽花ブルーが目に差し込んでくる。


「ウチの裏の竹林で竹でも切ったら?」

「日本刀でね」


…といつもお声をかけてくださる金沢市寺町台にある曹洞宗長久寺の星野住職。


本当に竹を切るわけではないが…


6月18日(土)に国の重要伝統的建造物群保存地区である金沢市寺町台の寺町寺院群に観光客を呼び込もうと、寺院群の活性化策を検討する会議「寺活協議会」のイベントが開催されるのを好機に


「念のために竹林見せて」


いやいや…


おなじ寺町台に隠れ処をもつおっとこ前的には「寺活」という活動に日々興味を持っていたのだ。


今回は金沢を拠点とした「婆ちゃんコント」でおなじみの御供田幸子さんが、心温まる家族の話や人生観を語り、宗派の異なる僧侶を交えて聴衆の質問にも答える「お寺でお話」が開催される。

長久寺の門を抜けると本堂前には金沢市の保存樹に指定されている樹高10m近い銀木犀ギンモクセイ二株が天然の門のように迎え入れてくれる。その下でおなじみの846COFFEEさん特製ラムハイボールを片手に竹林を探る…

長久寺住職とおっとこ前


おっとこ前の格好がいつもの野袴スタイルだったせいで、どこかの僧侶と間違えられたか…

近隣の檀家さんたちに丁寧にあいさつされ…


合掌され…

励まされ(笑)


そして御供田幸子さんのお話にも励まされ…

御供田幸子さんの「お寺でお話」

寺院群の活性化策を検討する会議…参加者の平均年齢を下げる結果となったおっとこ前の参加。

次世代の若者たちが多く参加できる仕組みを作っていく必要性を感じたのは言うまでもないが、少しでもチカラになれればと強く思う。

おっとこ前はこの画像を撮影するときはかなりお酒が入っていたが

お酒だけでなく、飲食してもいいのですよ。

撮影も自由

神社も寺も生活者との隔たりはなかったはずだと思う。


御供田幸子さん曰く「もったいないほどちょうどいい」


ラムハイボールとともにこの言葉の意味をかみしめ、次の世代へと受け継ぐ…

そう…

おかわりだ!


ええええ!

住職もビール飲んでるの??


あ~自由だ

「もったいないほどちょうどいい」


さて簡単ですが長久寺のこと…

曹洞宗 鶴雲山 長久寺

〒921-8033 石川県金沢市寺町5丁目2-20

慶長13年(1608)創建

前田利春の三女で前田利家の妹、津世(高畠定吉の室)の菩提寺であり本堂の梅鉢紋が前田家との所縁を示している。

境内には芭蕉句碑があり、また樹齢400年近くになる銀木犀があるが、同じ保存樹に指定されている樹高18mほどのケヤキもある。

近年には永代供養墓が設置され宗旨宗派を問わず利用できるようになっています。

長久寺の永代供養墓

長久寺境内裏の竹林

長久寺境内にある竹林

画像左手には犀川、桜橋があり、小立野台地が見渡せます。

右手にも竹林は広がっている。


鉈で竹を切るお手伝いくらいできればな…と思うが、やはり日本刀は竹を切るものではないので、ここで試し切りをすることはないだろう。

……ほんとうか? by おっとこまえ

↑TOP