投稿日: 2014年2月12日

狂言を楽しむ会

2月11日(建国記念の日) 石川県立能楽堂にて日頃から狂言を習っている生徒さんたちが年に1度だけ本舞台で狂言や小舞を披露できる【狂言を楽しむ会】が催され、参加しました!!むろん私は新米ペーですので、今回は狂言小舞【よしの葉】を舞いました~

狂言小舞 【よしの葉】日頃プロとしてご活躍されている狂言師の先生方が脇役にまわってくださり、同じ教室の私以外の生徒さんたちも狂言を披露しました。


狂言 【磁石じしゃく 】 (左:すっぱ 生徒さん 右:田舎者 炭光太郎)

和泉流狂言 【磁石】

~あらすじ~

遠州見付郷から上京する”田舎者”が、大津松本の市で人売りの”すっぱ”に目をつけられます。 言葉巧みに石山詣でを誘い、坂の茶屋に連れ込んだ”すっぱ”は茶屋の主人、じつは人買いに、”田舎者”を三百疋で売り渡す約束をします。 眠ったふりで交渉を聞いた”田舎者”は、約束の明朝、塀越しに代物を受け取って遁走。 寝過ごした”すっぱ”が太刀を振りかざして追い付くや、”田舎者”は磁石の精を名のってその太刀を騙し捕ります。 二度まで”すっぱ”がだまされました。

狂言を楽しむ会解説書より引用

狂言 【蚊相撲かずもう】 (右:蚊の精 炭光太郎 中央:大名 生徒さん 左奥:太郎冠者 生徒さん)

和泉流狂言 【蚊相撲】

~あらすじ~

江州守山は蚊の名所とか。 人程もある”蚊の精”が血を吸いに都に出る街道で、新参者を探す”太郎冠者”に行き会って、召し抱えてくれるという”大名”の館へ伴われます。 得意の芸は相撲と答えて、”大名”と手合わせしますが、刺されて目を回した”大名”は、生国を確かめて”蚊の精”だと気づき、もう一度相撲を取る事にします。 今度は大団扇であおいで”蚊の精”をよろけさせ、喜ぶすきに小股をすくわれてまた敗れ、腹いせに行事の”太郎冠者”を打ち倒します。

狂言を楽しむ会解説書より引用

来年は2月8日(日)です!予定では狂言小舞と狂言(柿山伏)の2本なので、相当踏ん張らないと大変かもシレナイ…狂言小舞は【風車】がいいなぁ 飛ぶから…狂言は【盆山】になるかも… 覚えられないから…

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