投稿日:2015年6月29日

野々市武道館にある不撓不屈

石川県野々市市にある野々市武道館へ自主稽古するようになって早二年が過ぎた。

毎週木曜日、武道館向かいの野々市中学校の部活(剣道の稽古)が終了すると、ほんの数名にもかかわらず広い道場を貸してくださって感謝に耐えない。

そして武道館へ入ると必ず目にする言葉がある


不撓不屈

野々市武道館の不撓不屈(ふとうふくつ)

「ふとうふくつ」。

辞書には「どんな苦労や困難にも決して屈しない強い意志を持つ」のような意味が書かれてある。


まあ普段から使うような言葉ではないが、元六五代横綱貴乃花親方が大関昇進時の口上に『不撓不屈』の四字熟語を使用して以来、横綱や大関昇進の口上に四字熟語を使用するようになったそうだ。

貴乃花親方が2003年1月に引退して以来、日本人横綱が消えた。今のところザンネンだ。


少しそれてしまったが


毎週日曜日の本稽古をしている限り自分の姿を見ることはまず無い。鏡の前で稽古することもあるが、目付け(目線)が違うので少々感覚が違う。

一度自分自身をビデオで撮影し、じっくり観察してみようと思い至ったのだ。

自分ではまったく意識していない手足の動きや仕草、姿勢、早さ、目付けなどなど


はあ~こんなんだったんだ…


毎週必ず、師匠の居合を拝見させていただくが、やっぱり遠すぎる。

いや…近いわけがないのは当然なのだが…

何かが違う…それも当然なのだが…

普段門下生たちの居合を見ていて疑問に思っていたことを自分でもしている。


先述の「どんな苦労や困難にも…」とまではいかないが、自分の中で少し壁にぶつかったような衝撃を受けた。


まるで「人のフリ見て我がフリ知らず」だな…


これから暑い日が続くことを契機に、ただ闇雲に刀を振って…バテテ…変な癖がついてしまわないよう、自分の居合を知り、少しずつ直すべきを直し、しっかり呼吸してやってみよう。


まず自分自身に屈しない意思を持たねば!


うおおおおおお!


不撓不屈の精神で居合

byなんだかしらないが決意新たなおっとこ前 in反省部屋

頂き物の麻の袖付き半着を早速試着してみた。

いい感じだよ!ありがとー♪

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