天泣
曇天に射し込む一筋の光は次第に大きな輪となり
歩みに先回りするかのように清んだ青空が拡がる
陽射しを少し遮る一時前の雨粒を含んだ新緑たち
風に呼応し木々からポツリぽつり雫が舞い降りる
雲ひとつない快晴のなかで小雨がちらつくように
天泣
清んだ空気と心地よい風に湿気った土と緑の匂い
静寂に佇む木々の囁きと小鳥たちの愉しげな囀り
天を仰いだその瞬間に全身を包み込む心地よさが
あたかも神威的で霊的で自然信仰の根本のように
それは
御利益やパワースポットやマイナスイオンでなく
神がかり的なお告げや声が聞こえたわけではなく
オーブや心霊的な何かが写り込んだものでもなく
ただただ胸の内から沸き上がる歓喜のような感動
魂が最適化され脳天から澱んだものが解放される
頭を真っ白にして感じるがままにゆっくりと歩み
思い止まる所で目を閉じてゆっくりと深呼吸する
五感で触れるものすべてに真摯に丁寧に接すると
様々な条件が重なりあって大きな力を感じるのか
お参りの順序作法や朱印と授与品はもういらない
風のなびくがまま歩み続けすべて受け入れていく
すると何かに導かれたかのようにつながっていく
振り返るとそこに何か理由があるのかもしれない
きっときっと何か深い理由があるのかもしれない
でも
振り返らなくてもいい理由は知らないままでいい
この先待っている出来事に気を奪われないように
今この瞬間を生きていることに理由をつけないで
明るく前を向いてゆっくりと進んで行けばきっと
きっと
ただただ胸の内から沸き上がる歓喜のような感動
また出会えるよ
きっとね
きっとね
金刀比羅神社とサムハラ神社への参道
金刀比羅神社 手水舎
なんかいるとこ
金刀比羅神社 狛犬
金刀比羅神社 狛犬
展望台から御神木
日詰山頂 鬼門 金沢方面
御神木
日詰山頂 愛宕大権現
サムハラ神社 奥宮
日詰山山頂へ
金刀比羅神社
サムハラ神社
サムハラ神社 駐車場入り口
平成30年5月4日
金刀比羅神社(大物主神)とサムハラ神社(造化の三神)
津山市加茂町日詰山頂
愛宕大権現の石仏と大楠木
厄災消除をお祈り申し上げます by おっとこまえ