投稿日:2018年11月4日

テレビ

テレビ番組は見ない。
テレビはいらない。
テレビはも〜買わない。

 それでも数年前はごく普通にテレビ番組を見ていた。そのうち天気予報や映画、スポーツ番組しか見なくなり、そのうち録画するだけになり、そのうちDVDやBDしか見なくなり…そしてネット動画しか見なくなった。

 ネット動画では世界中の人たちの様々な視点からの情報を、こちらの意志で都合の良い時間で選択できるという利点がある。しかし、必要以上にチャンネル登録を要求したり、タイトルが内容に含まれていない動画が多く、もはやネット動画も見る機会は少なくなりつつある。

 さて、今年の1月に事情あって引越した。その際に面倒なのが「NHK」である。それは引っ越し後まもなく茶封筒が届き、その次に申し込みハガキが届く。そして訪問してくる。

 しかし今回はテレビが無いどころか、ワンセグ付きの携帯すら持っていない。そう、堂々と拒否できる。とはいえ集金人によっては、「部屋の中を見せて」とか「ワンセグを受信できる携帯は?」とか、かなり食い下がる人がいると聞いていたので、これまた面倒なことだ…。

 有料の衛星番組のように最初から契約しないと見られないようにして欲しいものだが…。引っ越すたびにNHKと接することになるのはいかがなものか…。

 しかし面倒とはいえ、あれこれ考えたところで、やって来るものは仕方がない。むしろ訪問してくるNHKの言動を楽しんでみよう。

そして

「ピンポーン」
「はーい」

「受信契約されていないようですねぇ?」

「うちテレビないんで…入って見ます?」

「そうですかぁ、テレビ入手されたらご契約お願いしますね〜」

と言ってすんなりと、しかも爽やかに引き取った…。

楽しめなかった…。

 考えてもみれば、引っ越しの際に業者に委託したわけでもなければ、ケーブルテレビ契約をしたわけでもない。不動産会社からそれなりの連絡がNHKにあったとしても、不動産とテレビの有無は無関係だ。だから私が「テレビは無い」と言ったらすんなり引き取ってもらえたのだろうか…。引っ越しを業者に任せテレビを運んでもらうか、新しくテレビを購入し、ケーブルテレビ契約を結ぶと、あとになってNHKに「テレビは無い」と言っても、信じてもらえないどころか、食い下がられる原因になってしまう。そんな気がした。

「放送受信料の契約・収納業務」委託法人について【NHK公式サイトより】

※このページの最後に以下のように記されている。

「上記の法人のほか、金融機関・ケーブルテレビ会社・不動産会社・電器店・家電量販店・引越会社等へ、放送受信料の契約業務等について業務委託をおこなっています。」

「テレビを持ってて当たり前」というNHKの固定観念もこわい。テレビが無くても引っ越すたびに…いや、定期的に?NHKと絡まなければならないなんて…なんかへんだよ。

新聞も読まない by おっとこまえ

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