投稿日:2022年1月1日

壬寅〈みずのえとら〉

仕事では…すこ~し酒が残っている方がちょうどいい。

並のヤツ等にとってはブラックな会社なのかもしれないが、いまの私にとっては前日の酔いが醒めぬまま、ぼんやり適当に15時ころまでには仕事を終わらせ、呑み歩きながらフラフラ帰る江戸時代の職人のようなルーティンを実現できるとっても有り難~い会社だった。

適当と言っても、でたらめにしているわけではなかったし、並のヤツ等とは比べ物にならない速さで仕事をこなしてきた。はずだ。このルーティンを得るまでには並々ならぬ努力を重ねてきたと自負している。この有り難~い会社とも相当やり合ってきた(こちらが一方的という説も有り)。

そんな有り難~い会社でさらなる努力も無くブラックな会社だとグチり、売上をみるみる伸ばしてきた我ら(マイノリティ)をやっかむヤツ等の冷ややかな目線を、更に冷たさ極まる上から目線で浴びせ返すのももう慣れた。しかもこれが意外に気持ち良い。

しかしそんな有り難~い会社の業務請負としてもう十七年目になるが当初百五十名近くもいた仲間もいつのまにやら四十名弱となった。

いつ肩を叩かれるやらと覚悟をしつつも今年は大きなとっても高い買い物が控えている。今までみたいにぼんやり適当に…って言う訳にはいかなくなり、その足掛かりになるこの一年、そしてあと十年。還暦を少し超えるまでは励まねばならない。

令和4年(2022年)の干支である壬寅は「陽気を孕み、春の胎動を助く」というらしく、はにゃ?と思いぐぐってみると「冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力にあふれ、華々しく生まれることを表しています。」…とページの最初に出てきた。

仕事環境は益々厳しさを増しているが、目標の下で新たに(少し)やる気になってきた背中を突き飛ばしてくれる一年になるだろうか。そんな希望をいだきつつ。

謹賀新年

正月のルーティンは芋ロックとお雑煮(丸餅で醤油仕立てのすまし汁薄味鶏肉無し三つ葉必須) by おっとこまえ

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