ほぼ満月に朔日参り
「一日からあまりお金を使うもんじゃない」
過去お世話になった某社長に聞いたことがある。
「一日から経費を使うと其の月の出費が多くなると云われている、毎月一日は神社へ参って心静かに過ごすほうがよい」
「まあ今の時代は難しいけどね…」
一日(ついたち)…というと
本日もいつものように"ついたち参り"へ
住処近隣の神社及び、高皇産霊神社(これは過去記事にした)
そして神明宮 金沢市野町の犀川大橋に程近い場所にある
"ついたち参り"は"朔日参り"(朔日祭)とも云われ、おっとこ前的には…いつもより早起きし、過ぎた1ヶ月の無事と、新しい1ヶ月を迎えることができる感謝をお伝えすること。
でも本来は、月に一度でもよいから、神社の神聖な気を感じ、心身を最適化し、平たい精神でまた一ヶ月を過ごすため。
なんて勝手に思っている。のだが…
いつもより早起きは…なかなか手強い…
この"朔日祭"
本来は旧暦に沿って行われたものです。
旧暦では"朔日"は"新月"なのでお月様が見えない日なのです。
8月1日は旧暦で6月17日なのでほぼ満月。
まあ旧暦にそって"朔日参り"を勝手にすればよいのだろうけれど…
かれこれ十年程お世話になっている神明宮
石製の神明鳥居から境内へ参入すると
樹齢千年を超えるとも云われている大きな欅が屹立している
"史跡名勝天然記念物"に指定されていた名残の石票があるが、現在は金沢市の保存樹の第一号に指定された県下無類の大木だ。
樹高:33m
幹周:7.83m
枝巾:25m
往古から人々を見つめ続けてきた大木を ぐるりと四方向から撮影してみた。
神明宮では毎月一日に参拝される人に『朔日御守』が無料で手渡されます。そして1ヶ月後お返しして、また新しい『朔日御守』を授かります。