投稿日:2015年8月1日

ほぼ満月に朔日参り

「一日からあまりお金を使うもんじゃない」

過去お世話になった某社長に聞いたことがある。


「一日から経費を使うと其の月の出費が多くなると云われている、毎月一日は神社へ参って心静かに過ごすほうがよい」

「まあ今の時代は難しいけどね…」


一日(ついたち)…というと

本日もいつものように"ついたち参り"へ


住処近隣の神社及び、高皇産霊神社(これは過去記事にした)

そして神明宮 金沢市野町の犀川大橋に程近い場所にある


"ついたち参り"は"朔日さくじつ参り"(朔日祭)とも云われ、おっとこ前的には…いつもより早起きし、過ぎた1ヶ月の無事と、新しい1ヶ月を迎えることができる感謝をお伝えすること。

でも本来は、月に一度でもよいから、神社の神聖な気を感じ、心身を最適化し、平たい精神でまた一ヶ月を過ごすため。

なんて勝手に思っている。のだが…

いつもより早起きは…なかなか手強い…


この"朔日祭"

本来は旧暦に沿って行われたものです。

旧暦では"朔日"は"新月"なのでお月様が見えない日なのです。


8月1日は旧暦で6月17日なのでほぼ満月。

まあ旧暦にそって"朔日参り"を勝手にすればよいのだろうけれど…


かれこれ十年程お世話になっている神明宮

石製の神明鳥居から境内へ参入すると

樹齢千年を超えるとも云われている大きなケヤキが屹立している

金沢神明宮の鳥居と大ケヤキ

"史跡名勝天然記念物"に指定されていた名残の石票があるが、現在は金沢市の保存樹の第一号に指定された県下無類の大木だ。

樹高:33m
幹周:7.83m
枝巾:25m

往古から人々を見つめ続けてきた大木を ぐるりと四方向から撮影してみた。

金沢神明宮の大ケヤキ02

金沢神明宮の大ケヤキ02

金沢神明宮の大ケヤキ02

金沢神明宮の大ケヤキ02

神明宮では毎月一日に参拝される人に『朔日御守』が無料で手渡されます。そして1ヶ月後お返しして、また新しい『朔日御守』を授かります。

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