白山薪能 狂言 【鐘の音】
平成二十六年八月一日(金)PM七時より 松任城址公園特設能舞台にて
第二十八回 白山薪能が開催された
薪能とは本来、神事仏事の神聖な儀式であり、起源は平安時代中期まで遡る。
現在では、夜間に野外で薪の照明で演ずる能楽として
誰でも気軽に楽しむことができます~。
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今年は 狂言 【鐘の音】 シテ(太郎冠者) 能村祐丞 アド(主人) 炭哲男
解説
息子の元服祝に黄金作りの太刀を差させてやろうと思った主人が、太郎冠者に鎌倉へ行き「金の値」を聞いて来いと命じます。 太郎冠者はそれを「鐘の音」と勘違いして、鎌倉の寺々をめぐり歩き、鐘楼の鐘について音色を聞き比べてきます。 帰宅してその旨を報告すると、叱られたのは当然ですが、即興的に寺々を回った様子を謡い舞って、主人の機嫌を直そうとします。 そのことがかえって主人の怒りをかうことになります。 白山薪能プログラムより引用
上の写真は主人が太郎冠者を叱っているところです。
主人の機嫌を直そうと後ろで太郎冠者が舞っています。
かがり火の前で何を思う主人…
このあと太郎冠者はさらに主人に叱られ、主人はさっさと行ってしまいます。