投稿日:2014年8月18日

おっとこ前!浴衣で金沢市東山界隈を練り歩いてみる

台風一過!

久しぶりの快晴に恵まれた金沢

和装と居合仲間でちょいと浴衣で金沢市東山界隈をそぞろ歩き。

彦三に愛車三菱ポルシェを止めてやり、主計町経由でひがし茶屋街へ…

さすがにお盆休みということもアリ、旅行客や帰省客でいっぱいだ。

ひがし茶屋街は通り道、そのまま周りに目もくれず


宇多須神社へお参り


慶長四年(1599年) 加賀國主 前田家二代 利長公が金沢城の鬼門鎮護の神社「卯辰八幡宮」として、ひっそりと父利家公を祀ったとされるが、遡る事 718年(養老2年)多聞天社として創建された歴史と由緒のある神社なのだ。


宇多須神社へはよく参拝させていただいているので、詳細はまたの機会にしよう…

“阿波しじら”と”保多織” 金沢の男っ前!着物

右のおっとこ前は黒一色の保多織ぼたおりという香川県の木綿織物と本博多織の三寸角帯。結びは片ばさみ。

左のちょーおっとこ前は阿波しじら織という徳島県の木綿織物と紗献上博多帯四寸の特注品です!結びは貝の口のたれ先を折り曲げ、矢の字風に伸ばしたオリジナルの「結び文」です。結び目をミスってしまったが…


まあいいだろ?


宇多須神社の拝殿に向かって左へ行くと境内の裏口に出ます。その裏口から左方向へ少し下っていくと右手に雨寳山 慈雲寺じうんじ(法華宗真門流)」というお寺があります。

一昨年、宇多須神社の宮司さまに「近くの慈雲寺に冨田重政公のお墓がありますよ」とお聞きし、その足でお参りしたことがご縁で、ちょこちょこ遊びに行っているお寺さんです。

この冨田重政公は加賀國主初代 利家公の家臣であり中条流という剣術の達人でもあった。冨田重政公についての詳細はまたの機会にしよう…

さて今回、慈雲寺へ行ったのは、お盆なので…でもあるが、今年四月に慈雲寺冨田家石廟群と附燈籠2基」が金沢市指定文化財に指定されましたので、様子伺い?に遊びに行きました。

金沢市 慈雲寺 冨田重政公 墓所

本堂前には葺き替える予定の黒い瓦が積み上げられ、本堂の改装工事が始められていました。

「市指定文化財」という事で、本堂だけでなく、「冨田家石廟群」も改装の対象となるのだが、今回は補強工事のみという。

私も思っていたことだが、「市指定文化財」なのだから、石廟群を覆う建造物で新設されるのかと思っていました。

ご住職もそのように伺いを立てたと仰っていました。


さりながら…


今回はヒビ等を補強するスプレーを吹き付けるだけだそうだ。これで五年ほどはもつという。

どのようなスプレーなのか不明ですので、個人的な意見は差し控えるが…

良い塩梅になることを心より願う…。

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