投稿日:2014年8月29日

信濃国上田は手織りのまち

一昨年の今頃、長野県上田市で開催される、信州上田試斬大会での撮影を終え

ふらふらっと立寄った小岩井紬工房さん


予てより信州紬のなかでも上田縞に興味を持っていたので機会があれば是非とも見てみたかった。


アポ無しにも関わらず、素敵な笑顔でご歓待くださいました。


江戸の着こなしに興味のあるおっとこ前には外す訳には行かない上田縞。


小岩井紬工房さんにお邪魔してまもなく

ロックオンしていた一反を迷うことなくお持ち帰り。

そのお披露目に一年後、再び遊びに来たというわけです。

アポありで…

さて写真は上田縞のお召しに天蚕糸の角帯。

あいにくこの天蚕糸は信州産 ではなく白鷹産。

小岩井カリナさんの説明を聞くおっとこ前

天蚕糸は緑色が生成りなので、決して染めたわけではありません。

ただ… 車のシートで結びが崩壊!

なんだか武道帯の結びみたいになってしまったので、全貌は回避!

でも微妙な部分を見せてみる…

あ~おっとこ前が…


さて手機の向こうで丁寧に説明してくださっている方が小岩井カリナさん。冒頭の素敵な笑顔の持ち主。

私も素敵な笑顔の持ち主なのだが、彼女には負けます。うんうん


何気に手機の下を見ると

こっ これは!!

芹沢銈介氏の型染め風呂敷を座布団に???

ん?? うらやましいぞ!!

手機の座布団(芹沢銈介氏のかなぁ)

冬の文字があるので、多分間違いない…。

いいなぁ ほ○いなぁ

芹沢銈介氏といえば日本を代表する日本の染色工芸家。重要無形文化財「型絵染」の人間国宝

その芹沢銈介氏に師事し、地元上田出身の型絵染作家 塩入守治氏が製作された小岩井紬工房さんの看板。

塩入守治氏作!小岩井紬工房さんの看板

写真の羽織はゴールデンムガの陣羽織風の袖無羽織です。

帯は見えない。うんうん!


お召しの上田紬、天蚕の角帯、ムガの羽織

三種類のお蚕さんをまとった私。オレって

やっぱ、おっとこ前!


小岩井紬工房さんに行くなら、看板も是非見ておくべきだと

わたしはおもう!!


小岩井紬工房さんと塩入守治氏に敬意を表して…


小岩井紬工房さん公式サイト

静岡市立芹沢銈介美術館

↑TOP